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"まちあかり"の中、きもので"まち飾り" 04.10.01

祇園祭 9月18、19、20日、京都では"三条あかりけしき"が行われました。
"三条あかりけしき"とは、「夜の三条通(中京区)を明るく、賑わいあふれるものにしたい」というコンセプトのもと、自然発生、自己増殖的に集った地元有志メンバー(楽洛まちぶら会)、ボランティアスタッフが取り組んだイベントで、第4回京都映画祭ともコラボレーションするに至ったプロジェクト。
三条通の建物をライトアップしたり、ウインドウにあかりをデコレーションしたり、はたまた建物の壁面に映像コンテンツを照射、さらには通延長線に位置する鴨川や三条京阪敷地にまであかりけしきを広げるという大掛かりなものでした。
歩車共存道路である三条通の交通社会実験に、まちの活性化、健全な商環境・まちなみ景観形成に向けたプロセスデザインを盛り込んだ取り組みそのものが「全国都市再生モデル」に選定されたとのこと、単なるイベントではなく地元の理解、賛同そして支援を得る輪が大きく広がったことに意義があったようです。
この新しい試み、「まだまだ発展途上だけど、今後に期待したい」との呼び声も高くなっています。
 さて、そんな"三条あかりけしき"の中でで行われたパフォーマンスのひとつに「まちあかりきものパレード」がありました。
三条通には京都文化博物館をはじめレトロな建物が立ち並んでいます。新しいおしゃれなショップや老舗と相まってそれは雰囲気ある街並み、時代劇の多くを生み育てた映画の町京都の祭典も関係するとあらば、これはもう"きもの"の出番です!和装振興のためにも、またまちの活性化のためにも、ここは"きもの"による"まち飾り"をしてもらいたいもの。
時代劇や映画などに古着きものをレンタルしているアトリエ主宰者が、ヘア・メイク、着付けのボランティアを得て参画したパフォーマンスはどんなものだったでしょう。

 18日の夜、繰り出した総勢20名(うち男性も)、色鮮やかなレトロ風きものを身にまとった集団は見事、夜の三条通に浮かび上がるあかりの輪に溶け込んでいました。レンガや石作りの建造物の前ではまるで映画のワンシーンのよう、それは演出が施された幻想の世界と言っても良いほど美しく「カット○シーン、スタート!!」とばかり、カチンコを打ちたくなるほどでした。
ボランティアの素人モデルさんばかりなのに、衣裳を身に纏い、美しく髪を結い上げ化粧をすると、まるで俳優のようなオーラが出るのから不思議、まちあかりがきっとスポットライトの役目も果たしていたのでしょう。男性もちろんカッコイイ、きもの姿の女性をエスコートするとなぜか男っぷりが上がるというものです。
三条通を東から西へブラブラ、「うわぁ、なんだろう」「あら、キレイね」と、道行く人の視線を浴びながらのパフォーマンスはきっと楽しくも誇らしかったことでしょう。

 翌日夜には鎧兜を身に纏った男性たちのパフォーマンスが行われ、こちらもたくさんのカメラフラッシュを浴びていました。また、学生さんたちの祭典を告知するためのパレードもやっぱりゆかた、きものを身に纏って。
あかりとまちと男と女、そして"きもの"。なんとも小粋な夜の景色に、京都ならではの遊び心を発見しました。
パワーアップされるであろう来年の「まちあかり」が今から楽しみです。

(写真提供:洛中写真組 )

祇園祭

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