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楽楽きもの

もりたもとこのきものコーディネート 吉田山 02.02.18

 自慢やないけど私はかなりひどい方向音痴です。
 以前、夫とドライブに行った時、どうやら道に迷ったらしく、イライラした夫に「同じとこグルグル廻っているんだけど、そんなことも気が付かないだろう?」と言われたのだが、もちろんまったく気が付かないまま。
 さらに、地図を見てナビしろと言われても、“北はあっち”のマークしかわからない始末。
 あきれ果てた夫は、自らハンドルの上に地図を広げつつ運転するという荒業で、なんとか目的地に到着したこともありました。(夫は関東弁です。わたしはこてこての京都弁なのです。お互い絶対移りません。)

 ふつうでもひどいのに、吉田山にはわたしの磁場?を狂わすなにかがあるらしく、こちらに引っ越してきてもうすぐ10年になるというのに一発で左京区役所に行けたためしが無いのです!

 一番ひどいときは、桜を見ながら区役所を目指し自転車を押しながら歩いていたら、なぜか黒谷さんのお墓に突入し、霊園の頂上の三重の塔に着いてしまいました。
そこは見渡す限りのお墓・お墓、気がついたとたんにぞーっと背筋が寒くなり、スキーのジャンプ台のように急な階段を、自転車を抱えて“ぎゃおぎゃお”言いながら降り、その後二回ほど真如堂の周りを旋回し、半日がかりで区役所にたどり着いたと言う恐ろしさなのですよ。

 先日も、吉田神社の節分祭に行こうとデジカメ片手に歩き出したのですが、またまた吉田山の魔の手が忍び寄ってきました。
 わたしが思っていた所には吉田神社の鳥居も、京大の時計台もなく、結局わけのわからん横道から参道に突入いたしました次第です。
 参道では両側に、たこ焼きやさんや、お蕎麦やさんやイロイロな屋台が出て、そこに怖い緑の鬼さんと、やさしい黄色の鬼さんが金棒を持ってうろうろし、節分ムードを盛り上げておりました。
 こわいわりには協力的な緑の鬼さんがやたらとポーズを取ってくれたので、ご紹介いたします。

吉田山:
京都御所の東2KMに位置する小高い山で、京都大学のとなり。
山腹に吉田神社があり、節分厄除詣の発祥の地として有名
毎年2月2日〜4日に節分祭が行われる。

黒谷さん:
正式名を紫雲山、金戒光明寺といい浄土宗の大本山、吉田山の南に位置 する。広大な墓地が有り幕末の京都で所司代の役回りを務め京都で没し た会津藩士の墓地がよく知られている。
境内に梅/桜が多数有り有名。

真如堂:
真如堂は、正式には鈴聲山 真正極楽寺といい、天台宗のお寺で吉田山と黒谷さんの間にある。
境内の紅葉が美しいので有名
吉田山
 
Photo by Motoko Morita

もりたもとこのきものコーディネート  きょうご紹介するコーディネイトは、着物は夜具用と書いてあった反物から作ってもらったんですが、お布団の側生地用だったみたいです。
 帯はアジア雑貨のお店で買ったベッドカバーです。アフリカのクパ族?という種族の独特の柄なのですが、ほんまもんは恐ろしく高く、きたなっぽいので、ばったもんで(インド製でした)つくりました。
ほんまもんは 柄の部分はアップリケでくっつけてあるのですが、すこしでもほんまらしくしようと、お太鼓のところの柄だけにボタンホールステッチで周りを刺繍したら、柄が浮き上がって見えて、みんなに聞いてもほとんどのひとがアップリケだと思ったみたいでした。
 いかがですか?

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