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きものあそび

なでしこドロップ
なでしこドロップ* 京和菓子創り体験 2005.04

 紺地に染め抜きの暖簾をくぐって店の中を通るとき、作業をしている方々から「こんにちは」と挨拶される。ちょうど銘菓・夏柑糖を箱詰めしていて、あたりにほんのり甘い香りが漂っていた。
  工房から一転細い路地を通って、二階の会場に入る前に、2種類の消毒液で手を洗うようすすめられる。席につくと、作業台の上には、水の入ったボール、おてふき、懐紙と黒文字、乾いた布巾、竹べら、ビニールに包まれた4色の餡。持ち帰り用の箱と輪ゴム。京和菓子のレジュメが置いてあり、本日担当の職人さんが材料を一通り確認したあと、もう一度パストリーゼで手を消毒(食べ物を扱うだけにかなり念入り)。さていよいよ包餡の作業です。本日作る生菓子は2種類あり、つつみぼかしの技法を使った「桜」を3つと、はりぼかしの技法を使った「春の野」を2つ。合計5つ作ります。
 
 まずは「タンリョク」と呼ばれる柔らかい白餡を5つにちぎり丸めます。残りの餡は「こなし」といわれ、最初の棒状では堅くてボソボソしています(こなしとは、かために炊いたこしあんに小麦粉を混ぜて蒸したもの)。もみこなすほどに粘りが出で成形しやすくなりますが、乾燥に弱いため、程よいかたさになればビニールでカバーしておきます。桜は、白のこなしを手のひらのなかで平たくのばし、中央を少し窪ませピンクのこなしをのせます。その上にタンリョクを置いて、手のひらを回しながら白のこなしで包んでいきます。丸く形を整え、上下を逆さにすれば中央にほんのりピンクが透けて見えます。竹べらで中央に軽く目印を入れ、竹べらを湿らせて、目印から5等分のスジをいれます。1辺を左手の親指と人指し指を交差させたところにおき、右手の人指し指で軽く押して花びらの形を成形します。花びらの先にもスジを入れ、黄色のこなしをほぐして花粉をのせたら完成です。春の野は、緑のこなしでタンリョクを包み、丸く形を整え、上に黄色のこなしを乗せて周りを指でなじませていきます。湿らせた布巾で黄色の濃いところが中心になるようにギュッとしぼれば完成です。 5つ出来れば4つを箱に入れて、1つはその場で試食します。

出来立ての生菓子は、上品な甘味が口の中でどんどん膨らんでとても美味しい☆少々見た目が悪くても、菓子の味は変わらないのでご安心を(笑)。和菓子体験は年中開催されていて、月毎に内容は変わります。ぼかしや茶巾の技法以外にも、木型やきんとんの応用もあるそうで面白そう。また是非体験してみたいです。


老松北野店:近くに北野天満宮があり、上七軒通りに面している。上七軒歌舞練場北門のすぐ隣。四月は北野をどりが開催される為、通りにはポスターを貼った格子が多く華やいだ雰囲気。
 









 
和菓子作り体験 京菓子処「老松」

要予約。
一般(修学旅行の体験学習以外)費用:一人様¥2500(税別)
内容:和菓子5個(内1個はお抹茶とご試食、4個はお持ち帰り)
所要時間:約1時間。


会場風景
会場はまだ新しく木目がとてもきれいで清潔な感じ。一般から修学旅行生のような団体も受けつけており、30人位一度に入れますとのこと。


作業台
材料を確認していざ体験。餡をこねていると、小さいとき遊んだ粘土細工を思い出す。可憐な桜を作るはずが、気がつくとかなり独創的?な塊になっていた…。食べてしまったので記録はありません(笑)。



     
 
     
 
     
 
     
  創り方手順:桜
(※写真順序は左→右→斜左→右→...)



     
  創り方手順: 春の野 
(※写真順序は左→右→斜左) 



お持ちかえり用
化粧箱に入れると商品みたい。
孫にも衣裳です☆
辻利のお抹茶と。
一段落すれば会場で作り立てを一つ頂きます。美味しい和菓子に舌鼓をうちながらの一服は最高。



和菓子の材料
道明寺粉、六つ割、吉野葛、和三盆、大納言小豆、白小豆。白小豆はとれる量が大変少なく高価。大きさは5〜6ミリくらい。京都でも白小豆を扱える和菓子屋は7、8軒しかないそうです。

 
 
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