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きものあそび

川中淳子のコーディネート
「日本ならではの季節」 2003.06

 近くの小川にホタルが漂いはじめるとすっかり初夏です。 さてこれからきものを着るには少々気合の入る時期で、梅雨の季節は特に対策が必要です。 絹は水に濡れると縮んだりシミになったりするので、私自身“雨だからきものを着るのやめようかな…”と、思うことは多々あります(なんと軟弱なきもの愛好家…苦笑)。 だけど、合繊のきものだとそんな心配はほとんどいらないし、正絹のきものでも、雨の日が待ち遠しくなるような可愛い小道具を見つけたりすると、使いたくてウズウズしてしまいます。

 最近、小泉今日子さんがスイカに「暑い〜」って顔をつけているかと思うと、次に白地のきものをぱりっと着こなしてお出かけするCMが大好きで、私も“白いきものある”“赤い帯ある”と引っ張り出して早速コーディネート。きものの柄は霰紋の雲取。帯はつづれで桔梗。爽やかな色の帯締めで一筋の雨を表現して…。と、梅雨の一齣を見たてて我ながら大いに満足。たとえ着ている本人しか分らなくても、季節をとり入れて色と柄であそべるきものにますますハマリそうです。
白地に雲取模様小紋。単仕立て。正絹縮緬で撥水加工していないから、時には雨用コートが必要。

赤地に桔梗柄の絽つづれ名古屋帯。母の娘時代のもの。 根付は山田松香木店の12ヶ月香りの携帯ストラップ(700円)。
ほのかな香りが立ち止まるたびにします。6月は紫陽花(憂鬱な梅雨を忘れさせてくれる香り)。帯締めは心斎橋で購入(1,000円)
雨用コートと前原光榮商店の傘(16本骨仕様)。傘は開くと和傘のよう。房付きがお気に入り。高島屋で購入(12,000円)。 雨用の草履と下駄。
上:素材はナイロン。先に透明カバーが一体についていて鼻緒の調節が出来ない。お店の人曰く履いてるうちに適度に伸びてきますとのこと。心斎橋で購入(2,800円)。

下:手持ちの下駄に爪皮をかけて使用。高さがあるから少々の水溜りでも大丈夫ですが、下駄に慣れてないと長時間は疲れます。
 
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