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きものあそび

川中淳子のコーディネート
「白地の浴衣」 2003.07

 一番初めにきものを着たのは七五三の時ですが、和服と意識して着たのは、高校生の時に祇園祭に着て行った浴衣です。夏になると、水着の話題で友人達がはしゃいでいても、当時の私は何故か水着になるのが恥ずかしくて知らん顔。その点きものは露出度が小さく、補正を入れてまで寸胴に近くして着るほうが無駄にしわにならぬと、簡単な着付けでまさに私にはぴったりの衣裳だったわけです。しかし、今から思えばこの先もっとさらす事が出来なくなる可能性があるのだから、思い切った水着にもチャレンジすればよかったのかもしれませんが(笑)。
 今は仕立て上がった浴衣がハンガーに吊るされて柄も見やすいけど、昔は反物の状態で、井形に高く積んである中から選びました。手馴れた主人がスッと抜いて転がすと、色とりどりの柄が目の前に咲きほこり、それをまたシュルシュルッと巻き上げる指さばきも、きものを誂える(買いにきてる)って感じがしてよかった。きものが決まれば帯、帯が決まれば下駄と、小物合わせも祖母や母のアドバイスを受けながら楽しく、その時選んだ白地に紺の百合の柄と、黄色の半幅帯は、ちょっと大人びた雰囲気ながら友人達に好評で、似合う似合うと囃されたことがとても嬉しくて、今の自分につながっているように思います。
 そしてまた、私は白地の浴衣を購入し、今年も祇園祭を楽しみにしているのです。
白と紺の市松模様に撫子を散らした浴衣。綿紅梅の生地でさらりとした着心地。なでしこ会なので撫子柄の最初のきもの。大丸で購入(30,000円)

博多織の正絹半幅帯。博多帯は堅く、長時間しめてもゆるんでくる事がありません。衣擦れの音もいい感じ。文庫のハネもぱりっと決まります。両面ともに鮮やかな色。 私はきものの柄が派手なときは、帯はシンプルに結びます。今年風にするなら、細ベルト(三分紐とか)に帯留風のアクセサリーをつけます。根付は開運厄除けの桃守。平安神宮で購入(500円)
左:祇園祭の鉾が描かれているうちわ。京懐石花伝で食事をした時頂いたもの。女将さんの手描きらしい。

右:黒塗りに小花(撫子と蜻蛉)をあしらった下駄。鼻緒と台は自由に組み合わせられサイズも豊富。高島屋で購入(鼻緒3,000円,台3,500円)
左:アジアの雑貨は夏に大活躍。籐のバッグはバリ旅行で見つけ、持ち手と口が縦に開くのが気に入って購入。(1,600円位)

右上:フローティング水蓮。水に浮かべて涼を感じます。高島屋で購入(230円)

右下:伝統工芸絞り染のハンカチ。呉服屋さんの展示会に行った時頂いたもの。
 
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