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きものあそび

川中淳子のコーディネート
「気になる」 2003.08

 私は自分できものを着るのも好きですが、人が着たはるのを見るのも大好きです。
生まれも育ちも京都ですが、常に着物のある中で育ったわけではないので、コーディネートのお手本はもっぱら、きもの雑誌や美人画です。夏は祇園祭や大文字の送り火に浴衣を着る人は多いけど、浴衣以外の夏のきものを着ている人を、よく見かけるかというと意外に少ないので、たまにきものを着ている人を見かけると、ついつい目で追ってしまいます。ましてや同世代の若い人が、どんなふうに合わせたはるのかは気になるところで、四条あたりで振り返ってまで見る人がいたら、私かもしれません(笑)。

 最近はアンティークきものの人気から、その手の雑誌も沢山出ていて、見ていて楽しいけど、気をてらいすぎる組み合わせは、私には似合わない(着こなす個性がない)ってこともよくわかっているので、今回も、紺地のきものに白い傘…笑えるくらい定番の組合せですがお気に入りです。この着物のイメージは、大阪の美人画家・北野恒冨の、昭和初期の大阪の姉妹を描いた作品からとりました。
 大阪ではお嬢さんのことを、長女はイトさん、次女はナカンちゃん、末娘はコイさんとゆうそうで、絵画は控えめなイトさんと活発なコイさんの雰囲気がよく表れています。私は実際には次女ですので、ナカンちゃんはどんな雰囲気になるやろうと気になります。
紺地に紅葉が流れる絽の小紋。
きものの地色も濃く、紅葉の柄なので、立秋(八月八日)過ぎてからが季節的にぴったりきます。(反物は合繊。B反市で15,000円位)

扇子は絵付体験で作ったもの。(京扇子絵付け体験2,000円・京扇堂)根付はお香立で作りました。(お香立スワロフスキー製500円・山田松香木店,根付紐500円・井澤屋)
帯は博多織紗献上。爽やかな色で浴衣にもよく合います。(百貨店・反物で25,000円位) 帯締め・帯揚げは淡いピンク色でまとめました。  
最近は黒い日傘が流行っておりますが、私は見た目の涼しさを優先して白い日傘。 5月分の帯に紹介しましたモミジアオイの花が、8月になって咲きました。夏に咲く花なら5月にしめるにはちょっとちょっと早かったかしら?ってね。(笑)
 
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