急に引越しが決まって、7月にバタバタと一軒家に移りました。築80年以上といわれる大きな家を借りて友人とシェアです。京都に住んで7年、ずっとマンション暮らしだったので、土のある環境はこのうえないシアワセ。農家の娘の血が騒ぐのか、地下足袋まで履いて、荒れ放題伸び放題の庭もがんがん整理しちゃいました。
庭はきれいになりましたが、前庭に裏庭もあるので、蝉、カナブン、蛾に蚊、あらゆる昆虫のオンパレード。山椒の木には揚羽蝶なんかも来て素敵なんですが、室内にも次々と来訪者で、おちおち寝てもいられません。ベッドですが和室らしく蚊帳を吊ることにしました。
蚊帳は奈良市の雰囲気のある町並み、ならまちにある吉田蚊帳で購入しました。麻100%を考えていたのですが、一桁値段が違うので、混紡麻(麻・レーヨン)の3畳用の蚊帳にしました。三万円でおつりがくるくらいです。今年のように涼しい夏には冷房などなくても、風が通る蚊帳だけで充分快適です。
夏のきものは気合で着てますが、気合一番のコーディネイトが、このモダンなダイヤづくし。黒の夏銘仙の菱つなぎに、リバーシブルの博多の帯もダイヤ、三分紐も格子です。小物は臙脂色でメリハリをつけています。根付は奈良の春日大社の御鈴で、春日祭の神鹿の御鞍に取り付けられている古様のものの写しだそうです。シャープなラインが引き締まって、かっこよく決めたいときの定番です。
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夏銘仙は祖母の、博多帯は曾祖母のもの
世代を超えて受け継げるのも幸せなこと |
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