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きものあそび

牧野茜のきものコーディネート
「京の年中行事」 2004.01

 今年ははじめて大晦日、元旦を京都で過ごしました。京都生活8年目になりますが、いままでは田舎に帰省していて、年末年始の京都は未経験。年越しそばを食べて、時計が明日になる前に、相国寺の鐘楼をつかせていただきに行きました。
底冷えに震えながら30分ほど並んでやっと順番がめぐってきました。暗い楼内に入ると、内部は簡素で保存にたまねぎや大根が吊るしてあります。お坊さんにうながされ、見上げるような階段を上ります。前の人に続いて、力いっぱい鐘をつきました。朝晩聴こえてくる鐘の音のようには響きませんでしたが、それでも楼内に反響していきます。除夜の鐘で、今年の一年は終わりました。
続いて、12時をまわった新年、北野天満宮に初詣に向かいます。参道には屋台が立ち並び、真夜中だというのにすごい人です。お参りして、金の梅がついた天神矢を授かりました。本殿の中庭にかがり火があって、火縄授与をしていました。天神さんでもおけら詣りを行っているんですね。

 ルームメイトは、大晦日は八坂神社におけら詣りへ、正月明けて10日には恵比寿神社にお参りし、商売繁盛の笹を授かってきました。

 京都の年中行事はおもしろいものがたくさん。足を運んでみると、なかなか楽しめます。億劫にならずに行ってみるものですね。
◎ピンクの縞の紬
生まれ年の干支の巳の字が描かれた凧の柄はお正月の定番

◎帯留はだるまの羽子板
凧と羽子板で新年のおもちゃ合わせ

刺繍と鹿子絞のアップリケの梅の半衿
クリーム色の半衿は合わせやすくて重宝してます
パステルカラーの紬の帯


  ◎根付は干支のサル2種類、ちりめん細工はぶらさげるとしっぽがピンとたってかわいい。

◎奈良町・庚申さんの身代わり猿には吉祥天女に供えられた古銭がついています。
 
◎おけらまいり:八坂神社のおけら詣りの吉兆縄
ちなみに、おけらは虫ではなくて、漢方薬にも使われる白朮(ビャクジュツ)という植物の根です
  ◎十日えびす:恵比寿神社の福笹
商売繁盛の縁起物、福俵、福箕、神楽鈴などをつけてもらいます。
これだけつけると1万円くらいになるそう
 
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