年が改まって、一月を迎えると、思う存分、おめでたい吉祥柄を、という気分になります。
お正月の風習は今なお、程度の差こそあれ、どこの家庭でも念入りに用意がされるもの。
家の中に特別な感じがあって、気が引き締まります。街全体も清新な雰囲気です。
半襟や足袋など新しいものをおろすだけでもなんだか気持ちが違います。振袖や訪問着のような、ちょっとあらたまった場所へのおでかけに限らず、ちょっと小紋でもという時にも、なにかしら瑞祥を意識して、たとえ小さな部分でもこだわって取り入れています。
昨年、祖母が若い時に着ていた着物を譲り受けました。戦中、嫁ぎ先に持参していったもののひとつです。成長の早い桐と香り芳しい梅。祖母がいまだ健在なのを感謝しながら、新春のこの時期に袖を通します。
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・紫桐梅模様小紋
祖母から譲り受けたもの |
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| ・梅を鹿の子でアップリケしたクリーム色の半衿 |
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