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きものあそび

牧野茜のきものコーディネート
「マルセル・デュシャンと20世紀美術」展 2004.11

 先月にひきつづき、美術三昧。大阪の万博公園から中之島に移転した国立国際美術館。開館記念展としてデュシャンの大規模な展覧会が開かれているので、京阪電車に揺られて大阪のウォーターフロントまで行ってきました。
行ってびっくり、驚くべき完全地下型美術館!地上にあるのは銀色に光るオブジェのエントランスのみ、どんどん地下へと降りていきます。入り口近く長いエスカレーターから万博公園のころと同じ赤のモビールやミロの陶板の作品を見ると、ハコは様変わりしても同じ美術館なのだなと感じます。
デュシャン展は、見たかった作品が揃っていて見ごたえがありました。同じ作品が複数存在するためもあるのでしょうが、日本各地にこんなにたくさんのデュシャン作品が所蔵されているというのも驚きでした。おみやげに「泉」をフィーチャーしたポスターを買って帰り、家のトイレに貼りました。

 現代美術のようにPOPな銘仙のコーディネイトは、灰色のアスファルトの街では目立ちすぎるくらい。カラフルなきものの女性たちが歩いた昭和初期の街並みはどんな雰囲気だったんでしょう。田舎の祖母の若い頃のものなので、袖が長くてなかなか着る機会がないのが残念です。


 

国際美術館の地上オブジェ。この下に美術館があります。
祖母の銘仙。袖が長い唐草模様は、紫とブルーと黄の三色が鮮やか。
帯と小物はきものの配色に合わせて。唐草とうさぎのカーブがシンクロしています。
     

木綿の縞の半巾帯は貝の口風に。きものと帯が紫なので、補色にあたる黄土色のおびあげ、三分ひもをプラス。
足元の色も統一、紺と黄の足袋と紫の花緒。
     

足袋は浅草のめうがやさんで色を指定しておあつらえ。下駄は錦市場のなかの下駄屋さんですげてもらいました。
 
 
     
 
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