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きものあそび

牧野茜のきものコーディネート
振袖を自分で着るために 2005.1

お茶のお稽古に通っているので、お正月が明けると初釜があります。一年で一番晴れやかな席なので、20代後半ではありますが、独身女性の第一礼装・振袖を年に一度の機会と思って装います。
振り返ってみると、きものの女王のころから数えれば通算で100回以上も振袖を着ています。これだけの回数着るともうユニフォームに近い感覚すらあり、今では着付けも自分でしています。
よく帯をどうしているのか質問されますが、改良枕(枕に枠がついたもの、いろんな種類があります。呼び名もいろいろ。)であらかじめ作っておき、飾り結び部分から背負い、あとから胴回りを巻きつけます。帯結びはふくら雀のバリエーションで、帯じめをしっかり結べば崩れません。
たっぷりとした生地で袖の長い振袖と金銀糸や鮮やかな色づかいの豪華な袋帯の装いは、T尺3寸の普段着とおたいこ結びに慣れた身体にはずっしりと重たいですが、そのぶん気持ちが引き締まります。華やかな振袖姿は若い娘さんだけの特権、成人式だけでなくもっと何度も着てほしいなあと思います。

【振袖前】
黒の几帳模様の大振袖。袖の内側にも友禅模様があります。伊達衿を使わないのは、お茶会では胸元にふくさを入れて出し入れするため。
【振袖後】
着たいという友人殺到の黒の振袖、わたしを含めて7人が袖を通しました。8人目、9人目も待機中。…と書いたところで、写真も撮らずに8人目のおじょうさんに貸してしまって、紹介が年末まで延びてしまいました。
     
【作り帯】
改良枕で「ふくら雀」を作ったところ。枠についているピンクのひもと、枕にかけたガーゼでしっかり固定します。
 
【道具】 右上:改良枕 左:楽詩帯
今年の初釜では、楽詩帯(らくしたい)という布製の作り帯キットを試してみました。折り紙のようにたたんで作っていくので、帯が傷みにくいのがいいところ。帯板を使わず、キットの布部分をマジックテープでとめます。慣れれば簡単。
 
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