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きものあそび

牧野茜のきものコーディネート
マリメッコ マイヤ・イソラ 2005.08

夏休みに北欧はフィンランド、ヘルシンキへ行ってきました。
フィンランドは2005年がデザイン・イヤーで、たくさんのイベントが開催されています。ヘルシンキのデザイン美術館ではちょうどマイヤ・イソラの回顧展が行われていました。
2001年に亡くなったマイヤ・イソラはmarimekko(マリメッコ社)を代表するデザイナーです。マリメッコといえば誰もが連想する大きな花柄、あの有名なunikko(ウニッコ:ポピーの意味)も彼女のデザインです。流行の北欧デザインのなかでも、とくにファブリックやインテリアが大人気。そういえば、楽楽きもののもりたさんのコーディネイト(和裁修行 01.08.28)に使われた帯のテキスタイルもウニッコでしたね。
彼女の1960代のデザインはどれも本当にステキで、きものや帯にしたらどんなにおちゃめかしらとわくわくしながら観賞しました。“ルウスプウ”などそれぞれのテキスタイルにつけられたフィンランド語のタイトルの響きもなんだかかわいらしくて、知らない言葉なのに親しみがわいてきます。復刻されていろんな商品が作られているデザインも一部ありますが、多くは現在生産されていないデザインで、実物を見られただけでも幸せでした。

このステキな展覧会が、東京の中目黒で行われるFinlandCafe2005(10/4〜11/6)で、10/25〜28の4日間見られるそうです。詳しくはこちら。http://www.finlandcafe.com/2005/ 
ヘルシンキのデザイン美術館。マイヤ・イソラ展の垂れ幕は、もちろん彼女のテキスタイルデザイン。

Mansikkavuoret(マンシッカヴォレット・空飛ぶイチゴ)のデザインのテキスタイルがカバーの図録を選びました。中身は同じですが、カバーはウニッコなどいろいろあって選べるのがウレシイ。

旅のおみやげに、マリメッコのお店(ヘルシンキ中心部に隣接して3軒もある)で、リネンの布を買い求めました。閉店間際(フィンランドでは土日は閉店が早く、日曜は休みの店も多い)に、何mあれば間に合うのか必死に計算して買いました。来年の夏までにはこの布で名古屋帯を作らなくっちゃと思いつつ、作りかけ山積みの裁縫棚へ仲間入り。裏布と帯芯が来るまでしばらくお休みしていてもらいます。

8月16日の大文字のような、日が落ちて暗くなってからのおでかけのときには、ちょっと大人の雰囲気の浴衣を選びます。黒地にちょっと色気のある柄の木綿の浴衣の出番です。早風呂で日中の汗を洗い流した素肌に、木綿の浴衣がよく馴染みます。素足に下駄で、団扇片手に夕涼みです。

お花と鹿の子が縦縞になった黒の浴衣です。素材は木綿。素肌に裸足で夕涼み。
木槿か芙蓉のような白い花と紫の桔梗が交互に並び、赤と菫色の椿のような小花が寄り添って大きな縞模様になっています。白の鹿の子絞りのラインがアクセント。

赤とグレーの半巾帯。裏の色を効かせるように、上下をななめに2回ずつ折っています。
帯結びも、裏のグレーを効かせるように、羽根の片側を折り返しています。張りのあるポリエステルの半巾帯は羽根がピシッと結べます。
     
足の痛くならない下駄ピドヒール。立体カットの台が技あり。歩きやすくて疲れしらず。本当におすすめ!
「びじん」というタイトルの永楽屋の手ぬぐいです。しゃれこうべに玉かんざし、臙脂色でまるくびじんの文字、正しく佳人薄命。
     
 
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