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きものあそび

牧野茜のきものコーディネート
帯あそび 2005.10

きものあそびも、もうすぐ丸3年。おかげさまでコーディネイトは30を超え、わたしの普段着はほとんど網羅されました。そろそろ手持ちのきものも尽きてきたので、趣向をかえて“帯あそび”、これからの袷の季節は帯をメインにしたコーディネイトを紹介します。
帯合わせのしやすい赤の色無地に、袷の時季、10月から5月までそれぞれに合わせた帯をコーディネイトしていきます。
「きもの1枚に帯3本」と言いますが、実際、あっ、おしゃれだなと思うのは、きものよりも帯にポイントのある着こなしのほうが多いように思います。季節のモチーフ、季節の色、それがさりげなくすれ違う人にも伝わる、そんな着こなしが理想です。

秋は実り、収穫の季節です。実るというのは、実を結ぶ、成就することにも通じ、果実の柄は縁起のよさも好まれます。今回は葡萄をモチーフにしてみました。葡萄唐草の帯にブドウとリスの小さな帯留、おびあげは太陽の恵みをたっぷり吸収した蔦葉の色のイメージ、三分ひもは葡萄の持つちょっとオリエンタルなイメージをふくらませるような小豆色の市松を選びました。私は嗜みませんが、ワイン好きという方にもおすすめのコーディネイトです。

きものの夕映えを思い浮かべるような色は、自分の名(茜)を連想させ、お気に入りの1枚です。よく見ると、横筋に色が重ねられグラデーションのようになっています。
白地に銀の玉虫色で葡萄の蔦葉と実が織り込まれた帯です。
     
赤のきものと白の帯の組合せはあっさりした色味なので、小物は際立つものを選びました。
草履も色味を合わせて、帯と同じ白の台、きものと同色の花緒です。半衿、足袋もすっきりと白を合わせます。
     

FourSeasonというネットショップの帯留を愛用しています。帯留に視線を集めたいときは無地感覚の帯をチョイス。


 
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