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「春らんまん」 |
2003.04 |
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毎年、春は待ち遠しいもの。次々と花開き、色彩にあふれます。
桜のきものは一般に優しい印象にまとめられたものが多く、どこか儚(はかな)いイメージがあって敬遠してきました。儚く散る桜。開花まえからそわそわした気持ちにさせ、咲いたかと思えば今度はいつ散るかが心配、これだけ人を虜にしてしまう花もありません。
どうせ桜を着るのなら、儚さなど微塵も感じさせないものがいい。都をどりの舞妓さんや歌舞伎でいうなら「金閣寺」の雪姫や「道成寺」の白拍子の衣裳のように、ただ、もう、桜、それだけというきものが着たい。
そして、やっとみつけたのがこのきものです。花色(露草の花の薄い青色)を背景に一面満開の桜が鮮やかで、本物の桜にも負けません。当然ながらかなり目立つけれども、春なのだからこれくらい華やかな小紋でお出かけしなくっちゃつまらないでしょう。着るだけでウキウキするきものです。
合わせた半巾帯はリメイクです。曾祖母の黒の繻子帯は巾が狭くてとても締められないものだったので、ほどいて裏に接着芯を貼り、余り切れをつないでちょっと長めの半巾帯に仕立て直しました。余り切れは60cmほどのピンクの縞のお召しで、三角2枚を手先とたれ先にあて、残りのひし形を胴周りのちょうどまんなかにつないであります。時代劇でよく見る昼夜帯をイメージして作ったので、結び方もひきぬかずにたれを残し、矢の字風に結んでみました。アクセントに帯揚げをいれています。
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・花色桜小紋
本物の桜にも負けない晴れやかさ |
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・昔のきものの布を使って手作り
帯結びは矢の字の変わり結び 背もたれに寄りかかってもくずれない結びかたは気楽 |
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・桜の七宝の帯留
デザインのいい帯留をアクセントに |
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