先月にひきつづき、足袋の話。白足袋はおでかけ中にどうしても汚れてしまいます。バスに乗っていてうっかり踏まれて足跡をつけられたときなど、もうちょっと着物姿の人に気を使ってくれたらいいのに、と本当に泣きたくなります。汚れ対策には道中、足袋カバーを履くのも手ですが、やっぱり必須は替え足袋です。雨の日などは念を入れて、2足予備を持っていくこともあります。替え足袋を持ち歩くのなら、手ぬぐいなどに包んでもいいですが、足袋入れが便利です。最初、こんな小さな足袋入れに、どうたたんだら足袋が入るのか分からず、四苦八苦しました。底を半分に折り、足首部分を底へ返してたたみ、揃えて半ば強引に押し込むのがどうやら正解のようです。
袱紗バサミや数珠入れなどはお土産物屋さんにたくさんあるのに、足袋入れはほとんど売られていません。素敵なものを見つけるのは至難の業で、昨年やっと黒谷和紙でできた牡丹の柄の足袋入れを見つけました。お茶会などのときには、これを携帯しています。職場のきものステーションにも予備として置き足袋をしていて、こちらは今年見つけたうさぎのファスナーポーチに入れています。ちょうど足袋の入るサイズなら、別に足袋入れにこだわらなくてもいいわけです。足袋入れは一般に横12cm縦16cmくらいのサイズなので、適当に型紙を作って、余り布やお気に入りの布で作ってもいいですね。外袋だけでも用はなしますが、内側に裏布もつけると仕上がりがきれいです。足袋を入れると厚みが出るので、留め口のホックやボタンはゆとりをもってつけてください。
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