梅雨が明けて30℃を越える真夏日が続き、外出するのも億劫になるくらいの毎日です。すっかり夏バテになってしまった体に活を入れるには、土用の丑の鰻かなと思い調べてみたら、鰻よりも効果的で暑気払いにうってつけの行事があるとわかり、早速行ってみることにしました。
下鴨神社では土用の丑の日(2007年は7/30)にみたらし祭が行われます。「足つけ神事」といって、境内の御手洗池に足を浸すとけがれが祓われ、無病息災で過ごせるといいます。今年は7/27〜30の早朝5:30から晩10:30まで(!)行われました。
日が暮れて日照りがおさまったころに、浴衣を着て出かけました。糺の森には屋台が並び、縁日の雰囲気、大人も子供も浴衣姿が目立ちます。楼門を入って右手に受付があり、お供え料200円で灯明のロウソクを受け取ります。下駄を脱ぎ、裸足になって裾をからげ、いよいよ池の中へ。外の暑さはどこへやら、御手洗池の水はびっくりするくらい冷たくて、いっぺんに汗がひくよう。想像よりも深くて膝まですっかり水の中、膝上まで浴衣をからげ上げるのがなかなか大変です。うっかり仮止めする腰ひもを忘れてきてしまったので、裾を濡らさないように片手で押さえながら、もう片方の手でお供えのロウソクの火を消さないように保つのに冷や冷やしました。男性ならじんじんばしょりできるのに!と思いつつ、なんとか瀬織津比賣命を祀っている井上社(御手洗社)の前まで進み、ロウソクをお供えし、健康を祈りました。
池から上がり、持参した手ぬぐいで濡れた足を拭きます。池の中にいたのはほんの数分なのに、足が冷蔵庫にしまっておいたみたいに冷えていて、びっくりしました。下駄を履き、その先で滾々と流れるご神水をいただきました。「鴨のくぼて」と呼ばれる葵の絵柄の入った器に柄杓で豪快に注いでくれます。口にすると冷たくて美味しい。身の内も清められたようです。隣で、特製の瓶に入ったご神水や鴨のくぼても、お守りなどと一緒に売られていました。一方通行の通路を行くと、再び井上社の前へ出るので、もう一度お参りします。井戸の上に祀られたお社で、神前にみたらし団子がお供えしてありました。京都特有のじわじわとこみあげてくるような暑さもすっかり消え去り、涼やかな気分となれたことを深く感謝しました。
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