kimono Internet Clubロゴ kimono Internet Club
kimono Internet Clubトップへ
このwebは「KIMONO Internet Club」の会員を中心に運営されています。
きものあそび

牧野茜のきものコーディネート
「ピッチピッチチャップチャップランランラン」 2003.06

 最近は一週間くらいまでの小旅行はもっぱら、きものだけで出かけています。きものは合理的な装いなので、心得ていれば洋服よりも荷物をコンパクトにできます。三月に名古屋→長野→東京と電車で大移動した時は真綿の置賜紬を着て、予備に薄くて軽い大島紬をボストンバッグに入れて行きました。寒い外では置賜紬、暖房の行き届いた室内では大島と使い分ければ少しも不自由はありません。
 今月の東京行きも大雨にもかかわらず綿麻素材の単衣小紋で行きました。足袋の泥はねだけは難儀しましたが、それを除けば大雨が大変なのは洋服だって同じこと。自分が大層に思わなければ、梅雨時分だってきものは楽しいものです。
どしゃぶりの上野の公園を抜けて、東京藝術大学 大学美術館に足を運びました。一度訪れてみたかった美術館でやっていたのは、神戸に来ていたのに見逃してしまった展覧会。わざわざ東京まで来て見るというのもなんだか間抜けな話なのですが、世界を巡回している展覧会だったので、見逃さなくて本当によかった。
もうひとつよかったのは、東京芸大所蔵の作品をあしらったミュージアムグッズが買えたこと。これは神戸では手に入りませんから、来た甲斐があったというものです。

 一番の掘り出し物は小倉遊亀の「径」のグッズ。日傘をさして散歩する母子と犬を描いた作品です。巾着を引っ掛けた傘を天高く持ち上げて母についていく日焼けした少女の姿がそのまま、根付になっています。しかもスカートがゆらゆら揺れるのがこころにくい。すぐさま懐中時計に付け替えて、帯から少女をぶら下げて、雨模様の楽しい道連れになってもらいました。

青碧色の花唐草うずまき模様の
単衣小紋
絽の曙色秋草模様の名古屋帯
◎日傘の根付
東京芸大のミュージアムグッズ
小倉遊亀の「径」に描かれた少女をかたどった根付は梅雨の季節にぴったり

懐中時計 髪飾り
桜や橘、山吹がぐるぐる渦を巻いてポップな小紋は祖母の御古うずまきを梅雨どきの水面の波紋にみたてて 透明のプラスチックの髪飾りは夏場にかけて活躍
     
てんとう虫がポイントのガラス製クローバーひもをつけて根付に
 
前のページへ トップページへ 次のページへ
▲ ページのトップへ戻る
Copyright(C)2003 kimono Internet Club ALL RIGHTS RESERVED.