
京都染織青年団体協議会とは?
昭和48年暮れの石油ショックは、日本経済を大きく揺り動かし、 あらゆるところで多くの混乱を引き起こしました。
そして誰もが、この変化や混乱は、以前と何か根本的に違うことに気付き始めました。 この変革は日本の社会や経済の構造の変化であり、以前の手法が今後通用しなくなるのではと思い始めたのでした。
もちろん我々和装業界にとっても事情は同じであり、むしろ日本の社会や経済の最も伝統のある部分と密接に関係を持っているため、この変革は大きな苦痛でした。
昭和50年は、このような認識を多くの人々が持ち始めた時でした。 この年、石油ショックより2年目の暮れに、この協議会を設立する動きが始まりました。
和装業界は周知の通り極度に分業化されているため、一度不振に陥ると、細分化された個々でいかに努力をしても、全体の力になかなかなりえないという弱点があります。
この様な社会や経済が変化していく中で、過去にも色々団結の動きがありましたが、簡単には結束し合うことが出来ませんでした。
昭和51年4月に、この様な情勢に対応するため、京都染織青年団体協議会は誕生致しました。 また昭和53年8月、和装の振興と会員の相互の緊密な連携を目的に「第1回京の夏まつり」が催され現在に至っています。その他にも、協議会の目的を達成するため種々の催事が各々の年度に行われてきました。
現在この協議会は、京都の和装に関連する加工、生産から流通、小売に至るまで11の青年会によって構成されています。和装という共通の地盤に立って、互いに情報を交換しながら、研修会・研究会・講演会等を開催しています。
そして、我々自身の自己啓発を行うと共に、和装振興のため可能な具体策を模索しつつ、活発な事業活動を展開しています。
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